栽培ベンチその物に関する改善事項
(1) 栽培ベンチの栽培用 発泡桶のご案内
[開発の意図]
・植物を植えつけるベンチの桶は、給液と排液のし易さ、再利用のし易さ、ベンチ暖房の機能性、設置し易さから
また、株切り後の、土壌耕運などの作業性を考え、独自の発泡スチロール桶を作成しました。
■機能
・発泡スチロール製、120cm単位の連結接続
・排液通路の確保
・電熱線敷設側面の確保
・ベンチ耕運機運用可能とするための深い構造
■効果
・廉価なベンチ
・排液運用がベンチ内で設置できコンパクト
・ベンチ耕運の作業性向上
★価格、供給姓などの詳細については、別途お問い合わせください。
■基本的な構造概略図 (特許資料から)
★発泡ベンチのカタログです。
・特許取得済み
・既に、幾つかの農業者様にご利用いただいています。
詳細は、御問合せください。
発泡ベンチカタログ をダウンロード
ベンチでの環境制御機器の運用 ベンチ暖房は6年実績
(2)電熱線ベンチ暖房装置のご案内
[開発の意図]
・従来の方法では、ベンチ内に温湯管を敷設し、ベンチ内に湯を通過させてことで、ベンチを暖めていました。
経年劣化で、給湯のパイプは曲がり、破損もおき、給湯設備も劣化故障を起し、修繕に多額の費用が発生します。
そこで、これに変わるものとして、電熱線の方法で運用試行を始めました。
■機能
@基本的には、暖房機との併用でベンチ暖房を行う補助的運用を行います。
概略の動作状況(参考値)です。 詳細には、電熱線の仕様からの換算が必要居です。
・ベンチ仕様 :54mベンチに200v 500w 60m品を末端折り返し設置
・環境条件 :外気温-10℃ ハウス暖房設定10℃ にて 1段制御で 結果 約12℃ライン確保
A電熱線をベンチ発泡桶内に敷設し、時分割制御を行います。
B時分割運用で、冬場の外気温度に応じ、同時駆動ライン数をふやすことで、急激な外気温度への追従も行います
C機能構成
・全体の装置起動は、外部タイマーで深夜電力帯運用を設定します。
・深夜電力帯になると、指定したチャネル(ベンチ単位)ごとに時分割で、電熱線への電力供給を行います。
・外部i/fはrs232cのみですが、駆動チャネルの設定変更と、現状の設定値読み出しが可能です。
rs-lan変換にてネットワーク上への接続も可能です。 (現在、wifi経由で上位i/fを取っています)
■効果
@設置の部材、工事費用(イニシャルコスト)を大幅に下げられます(実績あり)
Aランニングコストも化石燃料からの比較で大幅に抑えられます
=基本電力料金の抑制 (時分割制御による)
=1kw/h 9円ライン
弊社参考:最も安価な時
20a圃場、1チャネル当たり0.5kw を8Hとすると、0.5x8Hx9円=36円/日レベル
Bベンチ単位での制御が可能ですので、細かい運用が可能になります
=品種単位での制御、定植日単位での制御など
C
■留意点
@電熱線の長さ単位が、40m、60m、80m,120m単位なので、この範囲以外の場合一部折り返しが必要になります。
=これまでに、折り返しでの成長の大きな差異は観測されておりません。
[簡単な考え方]
[実機写真]